<競馬界の闇を抉るミステリー>
かつて10年に一人の逸材といわれながら事故で引退した新米騎手、加賀尊が死後3カ月の自殺死体となって発見された。図らず遺品整理に立ち会うことになった女性騎手、紺野夏海は違和感を覚える。部屋にはずの物が無い……。その後、スポーツ紙で、競馬の勝利騎手の名が死んだはずの「加賀尊」にすり替えられるという妙な事件が。そして、この事件を調べていた元スポーツ紙記者が殺された。
競馬界の闇を抉(えぐ)るミステリー。
(角川書店1700円)
(日刊ゲンダイ2011年10月6日掲載)
ジャンポケ産駒サトノグロリアス、末脚勝負を制して初陣V!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000512-sanspo-horse